ぱんだ先輩こんにちは!
デザインが得意なWebマーケター「ぱんだ先輩」です!



見習いのWebデザイナー「いっきんくん」です!
商品と一緒に案内を入れたいと思っても、サンクスレター、使い方ガイド、商品紹介など候補はさまざまです。
- 「せっかく作っても読まれないのでは」
- 「情報を詰め込みすぎて、かえってわかりにくくならないか」
と迷うEC担当者の方も多いのではないでしょうか。
同梱物は、紙面をきれいに整えるだけでは十分ではありません。購入者が商品を受け取った瞬間に何を知りたいか、その後にどのような行動を取ってほしいかを考え、内容・見せ方・次の導線を一つにつなげることが大切です。
この記事では、
- EC同梱物の主な種類と選び方
- 内容とデザインを決める5つのステップ
- 制作・入稿前の確認項目
を解説します。まずは主力商品を一つ思い浮かべながら、自社に必要な同梱物を整理してみましょう。


EC同梱物は目的に合わせて種類を選ぶ



最初に決めるのは、チラシにするかカードにするか、など?



う〜ん、見た目でいえばそうなんだけど、厳密にいえば「購入者に何を理解してほしいか」だね。
- お礼
- 使い方の支援
- 問い合わせの予防
- 次回購入の案内
などから主目的を一つ選ぶと、載せる情報の優先順位を決めやすくなります。
主な同梱物と向いている目的
| 同梱物の種類 | 主な目的 | 掲載内容の例 |
|---|---|---|
| サンクスレター | 購入への感謝やブランドの姿勢を伝える | お礼、商品づくりへの思い、サポート案内 |
| 使い方・お手入れガイド | 使用時の迷いを減らす | 使用手順、保管方法、よくある疑問、問い合わせ先 |
| 商品・ブランド紹介 | 商品への理解を深める | 特徴、開発背景、素材や製法、関連情報 |
| 次回購入の案内 | 次の選択肢をわかりやすく示す | 再購入方法、関連商品、公式ECの案内 |
| 注意事項・サポート案内 | 安全な使用や問題解決を助ける | 注意事項、確認先、問い合わせ方法 |


複数の目的を持たせる場合も、すべてを同じ大きさで見せるのではなく、主役と補足を分けます。
構成の例
使い方ガイドが主役なら、関連商品の案内は紙面の最後に小さく置き、最初に使用手順が目に入る構成にする
同梱物を入れないという判断もあり
同梱物は、すべての注文に必ず必要なものではありません。商品パッケージや購入後のメールですでに十分な案内がある場合、同じ情報を紙で重ねると購入者の負担になることがあります。
また、価格やキャンペーンなど更新頻度が高い情報は、印刷後にいずれは古くなります。紙に残す情報とWebで更新する情報を分けると、同梱物を簡潔に保てます。
- 手元で見ながら使いたい情報は紙
- 詳細や変更がある情報はWeb
というように役割を決めると、作るべきものが見えやすくなります。
EC同梱物の内容とデザインを決める5ステップ



同梱物の制作は、見た目から考えるより、目的から順番に決めるほうが手戻りを減らしやすくなるよ!
次の5ステップで、社内や制作会社へ共有する内容を整理しましょう。
1. 目的と対象者を一つに絞る
まず、「誰の、どの迷いを減らす同梱物か」を一文にします。
一文の例
「初めて購入した方が、届いたその日に迷わず使い始められるようにする」と決めれば、詳しいブランド沿革よりも、開封後の手順や注意点が優先されます。
初回購入者とリピーターでは、必要な情報が異なることもあります。注文情報や発送現場の運用を確認し、出し分けが難しい場合は、どの購入者にも共通して必要な内容へ絞ります。
2. 読後に取ってほしい行動を決める
次に、読んだ後の自然な一歩を決めます。商品を正しく使う、困ったときの問い合わせ先を見る、詳しい説明ページを開くなど、購入者にとって役立つ行動を中心に考えます。
案内先を増やしすぎると、何を選べばよいかわかりにくくなります。紙面の主目的に合う行動を一つ置き、補足の案内は明確に分けましょう。
3. 必要な情報と素材を整理する
掲載候補を洗い出し、確定情報と未確定情報に分けます。
- 商品名、説明文、写真、イラスト
- 使用手順、注意事項、問い合わせ先
- QRコードなどの遷移先と掲載期限
- ブランドロゴ、色、書体などのデザインルール
- 原稿や表示内容を確認する担当者
原稿が確定していない段階でデザインを進めると、後から文字量が増えてレイアウトを大きく変えることがあります。
- 誰が
- いつまでに
- 何を確認するか
まで決めておくと、制作会社とのやりとりも進めやすくなります。
4. 情報の優先順位から紙面を組む
紙面は、最初に見てほしい見出し、理解を助ける本文や図、次の行動案内の順に組み立てます。色や装飾を足す前に、情報の大きさと余白で優先順位が伝わるかを確認しましょう。
ブランドらしさは、ロゴや色を多く使うことだけでは表せません。
- 言葉づかい
- 写真の選び方
- 余白
- 見出しのテイスト
を商品ページやパッケージとそろえることで、受け取った方が同じブランドの案内だと理解しやすくなります。
5. 発送・印刷・遷移先を実物で確認する
画面上で完成して見えても、実際の梱包では折れたり、他の書類に隠れたりすることがあります。
- 梱包サイズ
- 紙の厚さ
- 折り方
- 印刷範囲
- 封入方法
を物流担当や印刷会社と確認し、できれば実寸で校正します。
QRコードなどからWebへ案内する場合は、実際のスマートフォンで読み取り、遷移先の表示、内容、問い合わせ先まで確認します。紙面だけでなく、その先で購入者が迷わず行動できるかを見ることが重要です。


読みやすいデザインにするチェックポイントと失敗例



よく考えると同梱物は、商品を開封する短い時間しか見られないよね!



そう。情報を増やすほど親切になるとは限らないため、読み手の状況を想像して引き算する視点が必要なんだ!
一枚につき主メッセージを一つにする
お礼、使い方、商品紹介、キャンペーンを同じ強さで並べると、何のための紙面かわかりにくくなります。最初に決めた主目的を最も目立つ場所へ置き、ほかの情報は補足として扱います。
「何を削るか」で迷ったら、その情報がなくても読者が目的の行動を取れるかを確認します。なくても困らない情報は、Web側へ移すことも検討できます。
小さな紙面ほど余白と文字の読みやすさを優先する
紙面が小さいときに文章を詰め込むと、読む前から難しそうに見えます。文章を短くし、箇条書きや図を使い、内容のまとまりごとに余白を取ります。想定する用紙へ印刷し、離して見たときにも見出しと行動案内がわかるかを確かめましょう。
写真や色も、飾りとして増やすのではなく役割を決めます。写真は使用状態を見せる、色は注意や行動案内を区別する、といった基準があると、ブランドらしさとわかりやすさを両立しやすくなります。
紙面とWebの案内をそろえる
紙面の言葉と遷移先ページの見出しが大きく違うと、正しいページへ来たのか不安にさせてしまいます。同梱物、商品ページ、購入後メールで、商品名、説明の順序、問い合わせ先、デザインの調子をそろえましょう。
また、紙面を作った担当者だけが更新時期を知っている状態も避けたいところです。掲載期限、在庫や価格に関わる情報、遷移先を誰がいつ確認するかを管理表に残しておくと、古い案内の封入を防ぎやすくなります。
成果を確認する方法を先に決める
同梱物を作る前に、目的に合う確認方法を決めます。使い方の案内なら問い合わせ内容の変化、Webへの案内なら遷移先への到達状況など、自社で確認できる範囲の指標を選びます。
一度に紙面、対象者、案内先をすべて変えると、どの変更が影響したか判断しづらくなります。まず主力商品一つから始め、購入者の反応や社内の運用負荷を見ながら改善すると現実的です。
EC同梱物を外注するときに共有したい情報
制作会社へ依頼するときは、「おしゃれにしてください」という希望だけでなく、判断に必要な背景をまとめて渡します。デザイン案を作る前に認識をそろえることで、見た目の好みだけに頼らない検討がしやすくなります。
制作会社へ渡すもの
1、対象の商品と購入者
2、同梱物の主目的と、読後に取ってほしい行動
3、掲載原稿、写真、ロゴなどの素材
4、用紙サイズ、折り方、部数、封入方法などの仕様
5、参考にしたい既存のパッケージ、商品ページ、販促物
6、社内の確認者、確認項目、希望スケジュール
7、未確定事項と、制作会社へ相談したい範囲
すべてを決定してから依頼する必要はありません。
- 決まっていること
- 相談して決めたいこと
- まだ確認できていないこと
を分ければ、制作会社も必要な提案や確認事項を整理できます。関連記事はこちら


デザインだけでなく購入後の導線まで相談する
同梱物だけを単独で作ると、パッケージや商品ページと説明が重複したり、案内先のWebページの準備もれがあったりします。
- 商品理解
- コピー
- 紙面
- 商品画像
- LP・EC導線
を一緒に整理できる依頼先なら、購入者が商品を受け取ってから次の行動へ進むまでの体験をつなげて検討できます。
企画ユニットでは、物販事業の現場を踏まえ、同梱物の目的整理からコピー、デザイン、EC上の案内先まで一気通貫でご相談いただけます。「何を作るべきか決まっていない」という段階でも、現状の困りごとと商品の情報から整理を始められます。
まとめ|同梱物は紙面と次の導線を一緒に設計する
EC同梱物は、種類や見た目からではなく、目的と対象者から決めます。
1. 目的と対象者を一つに絞る
2. 読後に取ってほしい行動を決める
3. 必要な情報と素材を整理する
4. 情報の優先順位から紙面を組む
5. 発送・印刷・遷移先を実物で確認する
すべての情報を紙面へ詰め込まず、紙で伝えることとWebで案内することを分けるのがポイントです。まずは主力商品一つについて、「誰の、どの迷いを減らすか」を一文にしてみてください。制作物の種類や必要な情報を判断する軸になります。



また次のブログでお会いしましょう〜!
参考・参照URL
- 株式会社デンソーウェーブ「FAQ|QRコードドットコム」(QRコードの利用・読み取りと登録商標表記を確認) https://www.qrcode.com/faq.html/header.html





