ぱんだ先輩こんにちは!
デザインが得意なWebマーケター「ぱんだ先輩」です!



見習いのWebデザイナー「いっきんくん」です!
- ペルソナを作ってみたものの、実際のデザインにどう活かせばいいか分からない…
- デザイナーに発注したら、こちらの好みやイメージばかり聞かれて、結局何も決められなかった…
そんな経験はありませんか?
ホームページやランディングページのリニューアルを検討する際、「ペルソナ設定が大事」という話はよく耳にします。しかし、ペルソナを作ること自体が目的になってしまい、立派なシートを作って満足して終わり、実際のデザインには活かされない、というケースも少なくありません。
実は、Webデザインで成果を出すためのペルソナ設定には、絶対に外せないコツがあります。
それはペルソナを、
- 配色
- フォント
- レイアウト
といった具体的なデザインの根拠に変換することです。
この記事では、
- ペルソナ作成の具体的な手順
- シートに設定すべき項目
- 作ったペルソナを実際のデザインにどう落とし込むのか
までで解説します。
読み終えたとき、「なぜこのデザインにしたのか」をロジックで説明できるようになり、デザイナーとの手戻りやクライアントとの意見のズレを減らすヒントが見つかるはずです。
なぜWebデザインに「ペルソナ設定」が不可欠なのか



見た目が整っていても、問い合わせや申し込みに繋がらないの〜?!



そうそう。デザインが「誰に向けたものか」があいまいだと、誰の心にも強く刺さらないものになってしまうからだよ!
「なんとなく」「センス」だけのデザインが失敗する理由
「きれいなだけ」のページを作ってもらった結果、全く反応がなかったという苦い経験を持つ経営者の方も多いのではないでしょうか。デザインは装飾ではなく、ターゲットを動かすための道具です。
その道具の精度を上げるために、ペルソナという設計図が必要になります。
ペルソナがあれば「なぜこの配色・レイアウトなのか」を論理的に説明できる
ペルソナを明確にしておくと、
- 「30代の経営者が忙しい合間にスマホで見ることが多いから、ファーストビューで要点が伝わるレイアウトにした」
- 「堅実な印象を持ってもらいたいので、ネイビーを基調にした」
といったように、デザインの一つひとつに理由を持たせることができます。
感覚や好みでデザインを進めてしまうと、「なんか違う」という抽象的な指摘に振り回されがちです。
一方、ペルソナという共通の指標があれば、議論のベースが「好み」からターゲットにとって最適かどうかに変わり、建設的な意見交換ができるようになります。
発注者とデザイナーの「認識のズレ」を防ぐ共通言語になる
- どんな色がいいですか?
- 参考サイトを教えてください。
と聞かれて、答えに困った経験はないでしょうか。
これは、発注側とデザイナー側で「誰に向けて作るのか」という前提が共有されていないために起こります。
ペルソナシートを最初に作り、双方で確認しておくことで、「ターゲットがこういう人だから、こういう配色・トンマナが適している」という会話ができるようになります。
発注者が専門用語を覚える必要はなく、ペルソナという「人物像」を軸に話し合えることが、認識のズレを防ぐ最大のポイントです。
ペルソナ作成の具体的な手順(5ステップ)



どんなステップがあるんだろう?



わかりやすく説明していくね!


ステップ1:既存顧客・成約事例のデータを集める
ペルソナ作成で最も重要なのは、「想像だけで作らない」ことです。
これまで実際に成約に繋がったお客様や、反応の良かった問い合わせの傾向を振り返ってみましょう。
業種・規模・課題感など、共通点が見えてくることがあります。
データが少ない場合でも、営業担当や現場のスタッフが日々の商談で感じているお客様のリアルな声は、立派な情報源です。
ステップ2:ターゲットの基本属性を整理する
年齢・性別・職業・役職・家族構成といった基本情報を整理します。
BtoBの場合は、企業規模や業種、決裁権の有無なども重要な要素になります。
ここでのポイントは、細かすぎる設定にこだわりすぎないことです。
基本情報はあくまで、人物像をイメージしやすくするための土台と捉えましょう。
ステップ3:悩み・課題(ペインポイント)を深掘りする
基本属性が決まったら、その人物が「今、何に困っているのか」を具体的に書き出します。
例えば、
- 「これまで紹介中心で営業してきたが、Web経由の新規開拓を本格化させたい」
- 「過去に外注したものの、すり合わせのコミュニケーションに疲弊した」
といった、業務上の悩みだけでなく、感情面の悩みまで掘り下げることが大切です。
この深掘りこそが、後のデザイン設計に直結する重要な情報になります。
ステップ4:理想の未来(ゴール)を定義する
その人物が、このサイトやサービスを通じて「どうなりたいのか」を定義します。
- 「いきなり大きな予算をかけるのはリスクが高いので、まずは小さくテストしたい」
- 「面倒な業者間の進行管理をせず、一気通貫で任せられるパートナーに出会いたい」
など、表面的な要望だけでなく、その先にある本音の願望まで言語化しておくと、デザインやコピーの方向性が明確になります。
ステップ5:1人の人物像として言語化する
ステップ1〜4で集めた情報を、1人の架空の人物としてまとめます。
- 名前
- 年齢
- 職業
などを設定し、「〇〇さんなら、このページを見てどう感じるか」を関係者全員がイメージできる状態にすることがゴールです。
完成したペルソナは、デザイン制作中いつでも見返せるよう、シートやドキュメント形式でチーム・クライアントと共有しておきましょう。
ペルソナシートに設定すべき4つの項目



ペルソナシートに記載する項目は、大きく4つに分類できるよ!
ブログの最後にはテンプレートも用意したからダウンロードしてね!


1、基本情報(年齢・性別・家族構成・職業など)
人物像の土台となる情報です。
- 年齢
- 性別
- 家族構成
- 職業・役職
- 企業の規模や業種
などを記載します。
BtoBの場合は「決裁権を持つかどうか」も重要なポイントです。
2、行動・環境情報(利用デバイス・情報収集方法・ライフスタイル)
その人物が、普段どのようにインターネットやSNSを利用しているかを整理します。
- スマートフォン中心
- パソコン中心
- 情報収集に使うツール(検索エンジン・SNS・専門メディアなど)
1日の中でどのタイミングでサイトを見る可能性が高いかなども含めます。
これらは、レイアウトやUIの設計に直結する情報です。
3、価値観・悩み(ペインポイント・購買の決め手)
その人物が大切にしている価値観や、購買・申し込みを決めるときに重視するポイントを整理します。
- 価格の安さよりも、信頼できる実績や根拠を重視する
- 専門用語より、わかりやすい説明を求めている
といった情報は、コピーライティングやコンテンツの構成にも活用できます。
4、ゴール(このサイトを見て、どうなりたいか)
このサイトやサービスとの接点を通じて、最終的にどんな状態になりたいのかを記載します。
ここが明確であればあるほど、ファーストビューやCTAの設計に説得力が生まれます。
作ったペルソナをWebデザインに落とし込む方法



ここからが、ペルソナ設定の本当の価値が発揮される部分だよ!


1、配色(カラー)への反映方法
ペルソナの価値観や、商品・サービスに対して持ってほしい印象から、配色の方向性を決めます。
例えば、堅実さや信頼感を重視するターゲットであればネイビーやグリーン系、親しみやすさを重視するターゲットであれば暖色系を基調にするなど、「なぜこの色なのか」を一言で説明できる状態を目指します。
2、フォント・トンマナへの反映方法
ペルソナの年齢層や業界によって、適切なフォントやトンマナは変わります。
例えば専門性の高いBtoB向けであれば、シンプルで読みやすい明朝体やゴシック体、信頼感のあるトンマナを選びます。
逆に、若年層向けや子供向けのカジュアルな商材であれば、丸みのあるフォントや柔らかい雰囲気が適している場合もあります。
3、レイアウト・情報設計(導線)への反映方法
ペルソナがどのデバイスで、どのようなシーンでサイトを見るかによって、レイアウトの優先順位が変わります。
例えば多忙な経営者層がスマートフォンで短時間に確認することが多いのであれば、ファーストビューで
- 誰向けの
- どんなサービスか
が一目で伝わる設計が重要です。
また、悩みや課題に共感するセクションを先に置き、その後で解決策(サービス内容)を提示する流れにすることで、ペルソナの心理的なステップに沿った導線を作ることができます。
4、写真・キャッチコピーのトーンへの反映方法
掲載する写真の雰囲気や、キャッチコピーの言葉選びも、ペルソナの価値観に合わせて調整します。
「専門用語ばかりで質問攻めにされるのが苦手」というペルソナであれば、コピーも平易な言葉で、安心感を与える表現を選ぶといった工夫ができます。
ペルソナ作成でよくある失敗と注意点
「想像」だけで作ってしまい、リアリティがなくなる
社内の都合の良いイメージだけでペルソナを作ると、実態とかけ離れた架空の人間になってしまいます。
既存顧客のデータや営業現場の声など、できるだけ事実に基づいた情報を反映させることが大切です。
ペルソナ作成が目的化し、デザインに活かされない
ぶ厚いペルソナシートを作り込むことに時間をかけすぎた。
結局デザインの議論に活用されないまま終わってしまうケースもあります。
ペルソナは「作ること」がゴールではなく、「デザインの判断基準として使うこと」がゴールです。
一度作ったら見返さない「死んだペルソナ」になる
作成したペルソナは、デザイン制作中に何度も見返してこそ意味があります。
チームやクライアントと共通認識を持てる、いつでもサクッと確認できる「生きたペルソナ」として運用することを意識しましょう。
まとめ|ペルソナは「成果が出るデザイン」への最短ルート
ペルソナ設定は、単なるマーケティングの基本手順ではありません。
配色・フォント・レイアウトといったデザインの一つひとつに「根拠」を持たせ、発注者とデザイナーの認識のズレや手戻りを防ぐための、実践的なツールです。
感覚やセンスだけで進めるデザインから、「ペルソナという論理に基づいたデザイン」へ。
この視点の転換が、成果に繋がるWebサイト作りの第一歩になります。
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